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2022.08.19

不動産売却で知っておきたい「負動産」とは?処分方法について解説

不動産売却で知っておきたい「負動産」とは?処分方法について解説1

不動産売却で知っておきたい「負動産」とは?処分方法について解説

みなさんは、負動産という言葉を聞いたことがありますか?
あまり耳慣れない言葉かも知れませんが、高齢化社会や人口減少に伴って今後はこの負動産という言葉が定着していくことが考えられます。
こちらの記事では、負動産について解説していきましょう。

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負動産とはどのような不動産のこと?

以前は所有していれば安定した資産となっていた不動産ですが、近年、利益を得ることができず価値がない「負動産」と言われる不動産も増えてきています。
たとえば、空室が多く家賃収入がほとんど得られないアパートやマンションなどの賃貸物件。
このような場合、建物購入時のローンの返済や建物の維持費などによって赤字が続く場合があります。
また、リゾートマンションや別荘を所有していた場合、利用しなくなったからと言っても買主や借主が見つからず、固定資産税や管理費などに悩まされることも。
そして近年、大きな問題になりつつある空き家の増加ですが、親から相続した家に住まずに空き家状態にしておいても、固定資産税や維持費を支払い続ける必要があります。

不動産売却することもできない負動産を相続放棄するためには?

住む予定がなく、売却することもできそうにない負動産を残して親が亡くなってしまった場合、その不動産を相続しないという方法もあります。
つまり、相続放棄をすることによって、負動産を所有してムダな出費に悩まされるのを避けることができるのです。
ただ、相続放棄をするとマイナスの遺産だけではなく、預貯金などのプラスの財産も相続不可能となることを覚えておくようにしましょう。
また、相続放棄をしても次の管理者が決まるまでの間、管理責任は残ります。
この間の管理義務を負うことが難しい場合は、家庭裁判所に申し立てをおこなって相続財産管理人を選任してもらう必要があります。

不動産売却など負動産を処分するための方法についてご紹介

負動産を処分する場合、不動産会社に売却するのが比較的安心な方法です。
不動産の売却方法には「仲介」と「買取」があり、仲介は不動産会社が買主を探す売却方法になります。
買取は不動産会社に直接売却する方法で、転売が目的になるため売却価格が仲介よりも安くなる可能性が高めです。
ただ、時間をかけずにすぐに売却することができる、というメリットもあります。
相続した不動産を売却する場合、名義変更が必要になるということも覚えておきましょう。

まとめ

利益を得ることができず価値のない不動産のことを、負動産と言います。
負動産を所有し続けると維持費や固定資産税などさまざまな費用がかかってしまうため、相続放棄によって手放すという対策があります。
ただ、相続放棄には煩雑な手続きが必要になるため、売却するという対策を検討してみるのもひとつの方法です。
私たちカルムホームは不動産の売却をサポートいたします。
きめ細かなサービスを提供いたしますので、お気軽にご相談ください。
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